阿寒の森。しこつの森。冬の森を歩こう。

Field-1 阿寒の森を歩く

「スノー・ウォーク」で阿寒湖上から森へ。

 阿寒では、雪が少ない時期は普通の冬靴で2本のポールを持って歩く「冬のノルディック・ウォーク」を。そして雪がたっぷり降り積もってからは、ノルディック・ウォークのポールとスノーシューを組み合わせた「スノー・ウォーク」を楽しみます。「スノー・ウォーク」は、(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟が正式種目として取り入れた冬のスポーツで、全身を使うため通常のウォーキングよりもエネルギー消費の大きな有酸素運動として注目されています。ポールを持つ事で転倒防止になりますし、ポールによって支点が増えるため、腰やひざ、足首への負担が減り、これまで「足腰が痛くて歩けなかった」という方でもチャレンジが可能です。どなたでも野生動物たちのように、冬の森歩きを体験していただけるでしょう。

夜の森へ潜入する「ナイトウォーク」も。

 阿寒湖が結氷した後は、阿寒湖の氷上を歩いてそこから森へと入っていく場合もあります。普段外側から眺めていた森の中へ入っていける…。それも冬ならではの醍醐味ですね。たとえば、マツの葉っぱについた雪が光に照らされる様子はまるで天然のクリスマスツリー。このような幻想の世界に出会えます。また1月中旬以降からは「ナイトウォーク」も行う予定ですので、こちらもお楽しみに。夜の阿寒湖氷上から真っ暗闇の森へ入って星空を眺めたり、野生動物の気分を味わったり。ライトを照らせばダイヤモンドダストが光のカーテンのようですし、月夜ならば雪が青白く輝いてこれも美しい。とにかく冬の森は四六時中、飽きることがありません。自分らしい感性で、冬の森を感じてください。

阿寒湖ノルディック・ウォーク&スノー・ウォークツアー

■時間 8:30~9:30頃まで(歩行距離は3~4km)
■料金 2,100円(ガイド同行、レンタル付、ミネラルウォーター付)
■対象年齢 小学3年生くらいから
■申し込み 前日の18時までに・鶴雅・花ゆう香・鄙の座の各フロントへ
※ヒールのない冬靴と防寒服でご参加ください。

全日本ノルディック・ウォーク連盟公認インストラクターの高田茂コーチ(左)城越由彦コーチ(右)

鶴雅グループ阿寒湖エリアのアウトドア事業部担当で、全日本ノルディック・ウォーク連盟公認インストラクターの高田茂コーチ(左)城越由彦コーチ(右)

阿寒の森を歩く

阿寒の森を歩く

阿寒の森を歩く

Field-2 しこつの森を歩く

スノーシューで林道を散策、
七条大滝を見に行くツアー。

 支笏の森でも、スノーシューをはいて散策する「スノーシュー・ウォーキング」が人気です。これは支笏湖ビジターセンターのガイドと一緒に行くツアーで、2011年1月から3月まで12日間催行されます。支笏湖ビジターセンターから車で5分ほど移動し、そこから林道を歩くと…。白銀の世界ではエゾシカやエゾユキウサギなどの足跡がたくさん。その足跡を追って歩いてゆくと、まるで森の動物になった気分に。そしてやがてたどり着くのは人気の名滝、「七条大滝」です。七条大滝は苫小牧市民の水源である勇払川の上流にある滝で、高さは16メートル、滝幅は約2、3メートル。夏季であればそばまで行くことが困難ですが、雪と氷に覆われた冬だからこそ気軽に歩いて行ける秘境です。七条大滝は寒さが厳しくなると滝の水が柱状に凍り、巨大で美しい氷瀑を造ります。その姿を見た人は誰もが言葉をなくし、ただただ感動!ぜひ、迫力満満点の支笏名物と対面してください。

「水の謌」で防寒着や双眼鏡のレンタルOK。

 しこつ湖鶴雅リゾートスパ「水の謌」では、「スノーシュー・ウォーキング」に参加される当館のお客様に、防寒着や双眼鏡のレンタルを行っていますので、ぜひ冬のハイキングをお楽しみください。また「水の謌」でも、春ころから支笏湖の園地周辺を散策する「ノルディック・ウォーク」のオリジナル・アクティビティツアーを催行する予定です。芽吹きの季節の「ノルディック・ウォーク」にぜひご期待ください。

支笏湖体験物語しこつの森スノーシューウォーキング

■時間 9:00~12:00頃まで
■料金 「水の謌」宿泊者1,500円、ビジター2,500円
(ガイド同行、レンタル付、保険付)
■対象年齢 小学生以上
■催行人数 5~15名
■申し込み 前日の20時までに「水の謌」フロントへ
※冬用の長靴かスノートレッキングシューズなど、スノーシューをはける靴でご参加ください。
■実施日 2011年1月6日(木)・14日(金)・24日(月)・28日(金)2月3日(木)9日(水)15日(火)・21日(月)、3月10日(木)16日(水)・22日(火)28日(月)※いずれのツアーも悪天候時は中止になる場合があります。

しこつの森を歩く

しこつの森を歩く

しこつの森を歩く