感動シーン/網走エリア 中国の大ヒット映画「非誠勿擾」のロケ地巡りを…。

網走などを舞台とした中国の大ヒット映画
「非誠勿擾(フェイ チェン ウーラオ)」
中国でも人気急上昇中のロケ地巡りを…。

2009年のお正月映画として公開された中国のラブコメディ映画、「非誠勿擾(フェイ チェン ウーラオ)」が中国全土で大ヒットしました。物語は、主演の2人が東北海道を旅するストーリー。映画の後半では網走や阿寒湖など景勝道東のスポットが次々と登場しています。映画効果で中国に巻き起こっているという「東北海道ブーム」。その話題のロケ地を巡ってみませんか?

網走など東北海道を巡るチンとシャオシャオ。珍道中で心が寄り添って。

 映画タイトルの「非誠勿擾(フェイ チェン ウーラオ)」とは、「本気で付き合える人を望む」という意味。そのあらすじは…。長くアメリカで働いていた40歳過ぎの男性チンは、そろそろ結婚でもしようかと北京へ帰国し、新聞の結婚相手募集コーナーに広告を出す。
 応募してくれる女性はいろいろいたが、どの女性もピンと来ない。そんな時、目の覚めるような美人キャビンアテンダント、シャオシャオが応募してきた。しかしシャオシャオは、妻子ある男性との恋に悩んでいる最中で、チンはその相談に乗るはめに…。結局シャオシャオは、煮え切らない恋人を忘れようと、チンに交際を申し込む。そしてシャオシャオは、思い出の東北海道へ旅をしようとチンを誘い、2人で出掛けるのだ。網走市の「JR北浜駅」や厚岸町の「国泰寺」、「阿寒湖温泉」、斜里町の「斜里教会」、「知床野営地」など…。
 各地をドライブしながら、笑いとハプニングは続く。そして2人が網走市の「能取岬」にたどり着いた時。チンの純粋な心と美しい東北海道の風景によって、シャオシャオは再び人生に喜びを見いだせそうに思えた。しかし、過去の恋を断ち切れず、苦しんだシャオシャオは能取岬から身を投げてしまう。幸い一命は取り留めたが、生涯車椅子の生活を余儀なくされたシャオシャオ。でも、チンはそんなシャオシャオを一生守るために、雄大な景色の前でシャオシャオとの結婚を決意する。そして2人は帰国の途に…。シャオシャオはもう迷っていない。かつての恋人に最後のメッセージを送り、そして携帯電話を海へと捨てた。

ヒロインの気分でシーンを巡ってください

北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート 支配人

千葉 聡

笑いあり感動ありの恋愛映画「非誠勿擾(フェイ チェン ウーラオ)」は、ドラマチックなストーリー展開も魅力のようですが、中国の人々は、網走周辺の美しく広大な自然に感動し、「ぜひ東北海道へ行ってみたい」と感じたようです。ぜひ皆さんも、映画の主人公になった気持ちで、ロケ地巡りを楽しんでください。

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[女満別アップダウンの道]

網走郡大空町女満別は丘陵のまちです。網走湖畔と美幌町を結ぶ国道39号の中間地点が大空町女満別で、「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」付近から美幌町へ向かう道はアップダウンの道が雄大な風景を作っています。

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チンとシャオシャオ、そしてウーサンが乗るレンタカーは、東北海道を巡る。アップダウンしながらまっすぐ続く国道39号。そして緑色と金色のコントラストが美しい大空町女満別の風景に3人は感激の表情を浮かべる。

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[JR釧網本線北浜駅]

網走市字北浜無番地
TEL:0152-46-2410 駅舎内には「軽食&喫茶 停車場」があり、気軽な軽食からフレンチまで味わえます。
営業時間は11時~20時。 定休日:火曜

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北海道へと到着したチンとシャオシャオを「北浜駅」で出迎えたのは、チンの長年来の友人ウーサン。上海人だが日本人と結婚し、今は東京で暮らしている。楽しく豪快なウーサンがレンタカーを運転し、笑いあふれる3人旅が始まった。

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[能取岬]

網走市網走湾北端部オホーツク海に突出する岬で、周囲は標高40~60メートルの丘陵で突端部に能取岬灯台があります。崖の下にはアザラシが群れ、岬を一周する道路も完備されています。

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秋の夕暮れ。チンとシャオシャオは能取岬の崖の上で並んで柵に腰を掛けている。チンに気持ちを傾け始めたシャオシャオは言う。「今夜、私はあなたのものよ」。しかしチンは、「今夜だけならいらない。君を愛してるから大事にしたいんだ」と言う。この言葉を聞いて、シャオシャオに熱い思いがこみ上げるが…。

「フェイ チェン ウーラオ」の
大ヒットで、中国では北海道ブームが。

2008年12月の封切り直後から人気を呼び、1カ月後には興行収入3億元(約42億円)を突破した「非誠勿擾(フェイ チェン ウーラオ)」。それによって中国では東北海道に興味を持つ人びとが増え、早速2月下旬からは中国の大手旅行会社5社により、同映画のロケ地を巡るツアーも実施されました。こうした機運を日本政府観光局や国土交通省北海道運輸局も感謝し、同映画の脚本・監督の馮 小剛(フォン・シャオガン 50歳 北京在住)氏に、北海道観光PRに貢献した功績で感謝状が贈られた模様です。
■問い合わせ先:網走市役所観光課
■TEL:0152-44-6111

一口メモ

阿寒湖温泉でもロケが行われ、地元の居酒屋さんや阿寒湖の美しい風景をはじめ鶴雅の大浴場や鄙の座入口、お部屋などで印象的なシーンが撮影されました。